ページ開設から半年。半年間で運用と特色発信はどのようにされてきたのか
本校のクリエイターページが開設されて半年が経とうとしています。様々な試行錯誤を繰り返していく中で、他の県立高校と比較して一風変わった仕上がりになったように思います。
そこで、開設がされた令和5年9月から、本日まで運用と発信はどのような方針で行われてきたのかを書くことで情報共有ができたらと考えています。読んでいただける皆様の参考になれば幸いです。
①この記事を書こうと思ったきっかけ
開設がされて半年が経ったということもあり、これまでの運用の方法について振り返りを行おうと考えていました。
そんな時、note株式会社と遠野高等学校から下の記事が掲載されました。
noteページを編集するにつれ、他校のページを参考にさせていただくことが多くなりました。そして運よく上記の記事を見つけ、遠野高等学校のnoteページの運用方法に関する内容を拝読させていただいたということになります。
今回は開設から半年が経つタイミングということもあり、一度フィードバックとして記事を書いてみようと考えました。
②note編集とホームページ編集の違い
編集は学校ホームページの更新を担当する教員が、noteのクリエイターページの編集も兼ねています。
noteページが開設される前、学校ホームページで学校生活の様子を掲載していました。学校ホームページを更新するには、FTPといった通信の知識が必要となる場面もあります。
筆者の場合はある程度知識があったので、その点ではあまり苦労はしませんでした。ただ、歴代の担当者の中には相当苦労された方もいらっしゃったのではないかと推察します。
ホームページの場合、トピックス欄への掲載をするときに、文字や画像、ボタンなどの位置をCSSやHTMLによって自由に設定することが可能です。しかし、そこまでやるには専門的な知識が必要となります。
noteページが開設されてからは、学校生活の様子を比較的容易に掲載できるようになりました。学校の特色を知っていただける機会を増やすことにつながったと言えます。
③掲載する情報を役割分担
noteページとホームページの二つを発信源として運用することになったわけですが、その運用方法を考える必要がありました。そこで次のような方針を決定し、試し運用をしていくことになります。
原則として情報の公開はホームページが担います。ハイスクールガイド、進路実績、採択教科書一覧などの学校の基礎データとなるものが、これにあたります。
一方で普段の授業や学校の様子といった、これまでホームページのトピックスで取り扱っていたものをnoteに掲載する形に変更しました。おそらく、ほとんどの学校が上記のような方法で運用しているだろうと思います。
④誰が記事を執筆しているのか
この半年間は教員が主体となって記事を書いていました。授業の様子は担当教員にしか分からないからです。
したがって、担当の教員がまずはWordファイルで記事を執筆し、その内容で公開をしていいかを起案するという形をとっています。この方法はこれまでの学校ホームページのトピックス欄でも同じように行われていました。
起案が通ったものをnoteの編集担当(筆者)がデータで受け取り、その本文や写真を編集用のページに貼り付けていきます。ここで、編集担当は読み手に分かりやすく伝えるために太字等の編集を加えていきます。
ちなみに一段落を3行程度におさえているのは、読み手の皆さんにとって心理的な圧迫感が出ないようにと考えての工夫です。
⑤本記事のまとめ
半年間、様々な記事を掲載するとともに、様々な機能を試してきました。本校のnoteページは、上記のような経緯で土台が築かれてきたわけです。
本校の特色発信を通して、いろいろな方々とつながっていく。そして共に新しいものを作っていくきっかけになればと思っています。
今回は半年間にわたる運用をどのようにやってきたかをお伝えしてきました。参考になれば幸いです。