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【生活・福祉系列】ウールラボ ~繊維の特徴について学びました~

先日、「ファッション造形」の授業で生活・福祉系列の3年生が日本毛織株式会社様による「ウールラボ」の出前授業を受講しました。「ウールラボ」とは、私たちが日常着用することの多い繊維である、綿・ポリエステル・ウールの特徴について実験を通して学べるものです。

まず、ウール博士から繊維の種類について学びました。

次に様々な実験を通して繊維の特徴を学びました。

布を触って繊維の種類をあてるクイズをしている様子。難しいクイズでした・・・。
綿とウールでできた布に水をかけてみました。
ウールの方は水をはじき、はっ水性に優れていることがわかりました。
2種類の布に霧吹きで水をかけたものを握ってみました。すると、黒いウールの布は暖かく感じました。ウールには湿気を吸うと発熱する性質があるそうです。

この他、燃焼実験や防しわ性を確認する実験にも取り組みました。

実験のあとは、衣服をきれいに保つためのお手入れの仕方やサステナブルに関することについても学びました。

最後に生徒の感想を一部紹介します。

○ つくる量がとても多く、使う量が少ないので捨てられる服が多いということを知った。服を大切に着たいし、長く使うためにちゃんと手入れしたいなと思った。

○ 新品なものでも15億着が捨てられていることにびっくりしました。1着の服を安く売れるようにたくさん作って、売らないものはすべて捨ててしまうと聞いて、もったいないなと思いました。新品だけで15億、使用後は18億、計33億着捨てられていたこともびっくりしました。なので、しっかり考えて買って、長く使いたいと思いました。

この授業を通して、今後の衣服との向き合い方や環境とのつながりについて学びました。

生きていく上で必要不可欠な衣服をこれからも大切にしてほしいです。

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